地震時のタワーマンションが安全・危険な3つの理由

地震が頻繁に起こる日本では、地震対策も重要です。
「タワーマンションは地震に強い」「災害時はデメリットが多い」と色々と言われていますが、実際はどうなのでしょうか。

制震・免震構造で地震に強い

タワーマンションは従来の耐震構造に加えて、免震・制震構造になっています。

免震構造とは板状のゴムと鉄板で作られた「アイソレーター」と呼ばれる免震装置を、基礎と建物の間に付けた構造のこと。

地震の力を建物に直接伝えないようにするので、地震に強く、揺れを軽減させる効果があります。その為、揺れる幅が大きくなり、部屋の家具や家電製品、壁などが壊れにくくなります。

制震構造は、建物の要所要所に制震装置を付けることで地震の揺れを吸収します。揺れを小さくしたり、地震の収束を早めたりする効果があります。地震だけではなく、強風による揺れにも効果が高いです。

維持費が高額になりやすい

免震構造や制震構造のあるタワーマンションは、大地震が来た時も揺れや家具が倒れることが少なくて安全だと言えます。

しかしながら、免震・制震装置を設置する費用や、メンテナンス料が高額です。
他の低層、中層マンションに比べて、購入価格や家賃、管理費が高くなる傾向にあります。

停電が起きると外出が困難

地震で電気が止まれば照明や電化製品だけではなく、エレベーターや水道も利用できません。

それは一戸建てや他のマンションでも言えることですが、タワーマンションの高階層に住んでいる人達にとっては、外へ出ることも大変で、電力が復旧するまで非常に不便な生活を強いられます。

最新設備のタワーマンションでは、72時間(約3日間)利用できる非常用の発電機を装備している所もあります。

立地の安全性はハザードマップで確認を

どんなに地震に強いタワーマンションでも、立地が悪ければ他の場所にあるマンションなどに比べて、地震の被害が大きくなってしまいます。

マンションを購入する時は、その土地の地盤や標高などを考えて、安全な立地にあるかどうかも確認することも大切です。

国土交通省のハザードマップポータルサイトでは、地震ハザードマップを公開しています。
各地域で想定される地震が起きた場合、震度被害や地盤被害(液状化)などの予想を地図上で示してくれるので、検討しているマンションがある土地の安全性も合わせて確認してみましょう。

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