高層階は本当に危険?子育ての不安要素になる高層階病について

住環境と健康の関係については否定することが出来ない――。

昨今の研究の結果、このような事実が判明したことは確かです。

中でも住んでいる当人たちですら知らずにいることが多い「高層階病」は、特に子供がいる家庭にとって重大な問題であると言われています。

「健康な子供を無事に産み、健康に育てたいと思っているなら、高層マンションには住むべきではない」という言葉を、高層マンションに住む人々はどう受け止めているのでしょうか。

高層階病が子育てに及ぼす影響について

高層階病とは一体どのようなことを言うのでしょうか。
子育てにおいて高層階病が及ぼす影響について調べてみました。

流産のリスク

「高層マンションに住む女性は、他と比べて流産する危険性が高い」と言われています。

医学的な根拠は立証されていないようですが、統計の結果によると高層マンションに住む33歳以上の女性の約7割が流産を経験していることが分かっているので、「全くの無関係」と言って無視出来るような内容ではありません。

これから妊娠・出産を考えている女性は、高層マンションに住むことでそのようなリスクがあるということを覚えておくと良いでしょう。

内向的な性格

高層マンションは窓からの眺めが良く、その美しい景色に憧れて住まいを選ぶ、という人も少なくありません。

しかし地上から遠く離れた部屋に住むということは、幼い子供にとってどのような影響が考えられるでしょうか。

一戸建てのように気軽に外に出ることが億劫になりがちな高層マンションでは、用があるとき以外は室内で過ごす習慣がつきがちです。

幼い頃からあまり公園に行くこともなく、外の世界と接触する機会が少ないので、内向的な性格の子供に育つ傾向にあります。

情緒不安定

地上では温かいのにベランダから外に出ると寒い、地上では風が吹いていないのに、自分の家の周りは風が強い。

そんな環境の中で当たり前のように暮らしているうちに、外界とは遮断された世界に閉じ込められているような錯覚に陥ることがあります。

また、高層階の部屋では揺れを感じたり、気圧の変化によって喘息系の病気が頭痛を起こしやすくなります。

その結果、子供の性格が情緒不安定になりやすい、と言われているのも「高層階病」の症状のひとつです。

危険回避能力の低下

高層マンションに住む子供が一戸建てに住む子供に比べて外に出る機会が少ない、という問題は前述した通りですが、それによって子供の危険回避能力が低下してしまっている、という統計結果も出ています。

外を歩いたり公園で遊んだ経験が少ないため、何が危険なのか、どうすれば怪我をしてしまうのかが分からず、危険なものから身を守る能力が育ちにくい、という問題もあります。

最後に

もちろん高層マンションに住んでも親が十分に気を付けて子育てをしていれば、回避できる問題もたくさんあります。

しかし、高層マンションに住むことで子育てにこのような悪影響を及ぼす危険性は少なからずある、ということだけは覚えておくべきなのではないでしょうか。

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