住人たちの口コミ!タワマンの騒音がひどいのは本当か?

タワーマンションに居住している、または居住経験のある方の口コミで、タワーマンションの不満で多くみられるのが、「騒音」問題です。

タワーマンションで、騒音が問題になりやすい理由を知り、タワーマンションで後悔しまいための注意点を考えてみましょう。

音の伝わり方

音は発せられると空気を伝って減衰しながら広がっていきます。

伝わっていく先に障害物があれば、音の一部は反射して戻り、残された部分は、ぶつかった障害物の素材によって吸収され熱エネルギーへと返還されていきます。

反射せず、熱エネルギーにも返還なかった残りの部分は、障害物を通過して聞こえてくるのです。

この音を透過音といいます。

マンションでいうならば、その障害物が、「壁」ということになり、壁を通過して部屋に音が入ってくるということになります。

つまり、この透過音を防ぐには、壁に音を吸収しやすい素材を使用していることが重要になってきます。

防音効果が高い工法とは

防音効果を期待するのであれば、鉄筋コンクリート造です。

鉄筋コンクリートは密度が高く、振動を伝えにくいためです。

その次によいのは、鉄骨鉄筋コンクリートです。

鉄で建物の骨組みをつくり、床・壁をコンクリートでつくる工法です。

反対に、防音に期待出来ないのは、鉄骨造りです。

また、壁や床に隙間があると音が響きやすくなります。

タワーマンションの工法は?

さて、それではタワーマンションでは、どんな工法が用いられているのでしょうか?

日本の建築基準法では、諸外国と比べても、地震の多い国ですので、超高層の建物に対する構造基準は、厳しいものとなっています。

その基準をクリアするためには、建物自体が、揺れを吸収して倒壊を防ぐ構造にしなければならないことになっています。

このためには、しなやかに建物自体が揺れる必要があり、おのずと建物をより軽く作ることが求められます。

これがいわゆる「耐震構造」です。

そのため、超高層のマンションの場合、純鉄骨造が多くなります。

純鉄骨造りで、柔構造にし、地震が起きても建物自体が揺れることにより、地震の揺れを吸収し、建物が倒壊するのを防ぐ構造にするのです。

そのためには、建物を軽く作ることが求められるため、部屋同士の壁には、重いコンクリートよりも、より軽い石綿や石膏押出版を下地に使う場合が多いようです。

さらに外壁も、軽気泡コンクリートを使い、軽く仕上げている場合が多いのです。

外壁に使われるこの軽量気泡コンクリート版の幅は、約1メートルで、つなぎ目が多いという結果になります。

このつなぎ目からも、音は部屋の中に入ってくるのです。

先にのべたとおり、「防音に期待出来ない鉄骨造り」であることに加え、「壁に隙間があるために音が響き安い」構造が多いということになります。

つまり、タワーマンションの場合は、その構造上、一般の中低層のマンションと比べると、音が伝わりやすい材質の壁の建物であることが多いのです。

しかし、タワーマンションであるからといって、その全てで騒音が酷いわけではありません。

超高層であっても、構造を純鉄骨造ではなく、鉄筋コンクリート造に、外壁も鉄筋コンクリートにした物件も存在します。

ただし、これをするためには、特別に許可が必要であるため時間と費用がかかります。

そのため、当然のことながら物件の価格にも反映され高額な物件となっています。

しかしながら、これはタワーマンションで、騒音の少ない快適な住環境を得るためには重要なポイントです。

子供の騒ぐ声や、カラオケの音など、空気中を伝わって来る音を「空気伝播音」といいます。

壁については、先にのべた通りですが、この空気伝播音を遮るには、壁の他に、窓ガラスもポイントです。

この後書く「風切り音」や、周辺の外部音が気になる場合にも、防音効果の高い窓を閉めることで軽減することができます。

この場合は、厚手の防音サッシよりも、二枚のサッシのほうがより防音性が高くお薦めです。

風切り音

高層であるがゆえ発生する騒音があります。

ビル風が原因の風切り音による騒音です。

・植栽
・フェンスを設ける
・建物の角付近の風速を遅くするため、建物の角をくぼませたような造りにする。
・建物の形状を階段状の形状にする。
・建物の形状を円形や多角形にする。
・周辺の風速を遅くするために、低層部に平面的に張り出した低層建物を作る。
・建物の中層部の中空化柱だけでかべの無い空間をつくる。
・周辺に建物を作らない。(駐車場、公園などになっている)

などのビル風発生を低減する対策がとられているかを確認することも大切です。

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